カロリーは気になるけれど、揚げ物が食べたくなる時ってありませんか?そんな時は、我慢せずにおいしく食べたいですよね。「太らない」ように食べるコツをまとめてみました。
時々、食べたくなる「揚げ物」
揚げ物が好きな人は8割を超えているのです。どうしても揚げ物が食べたい時ってありますよね?好きな揚げ物の上位は「鶏の唐揚げ・竜田揚げ」「トンカツ」「エビフライ」「コロッケ」「てんぷら」など。女性10~30代では「鶏の唐揚げ・竜田揚げ」に続いて「フライドポテト」が2位になっています。
揚げ物が人気の理由は、揚げることで香ばしい旨味が出るので家族が好む、ボリューム感があるなどが挙げられます。
食べたいけど、気になるのがカロリー。
揚げ物と言えば、高脂肪、高カロリーの筆頭です。ダイエット時には、脂肪分は大敵。揚げ物が食べたくても、ひたすらガマンするしか無いのか?
ダイエット中でも、人間の身体に「油」は必要なもの
人間に必要な栄養素は、「三大栄養素」と呼ばれている、たんぱく質、炭水化物、脂質と、それらの働きを助けるビタミンやミネラルなどがあります。きれいに痩せるためにダイエット中でも油は大切です。
油は太るといって一切摂らないと、髪がパサパサになったり、肌にツヤがなくなったりしてしまいます。
食べ方を注意すれば揚げ物だって食べられる!
揚げ物も、食べ方次第では体脂肪に蓄積しにくく、太りにくくすることも可能です。
横についている「キャベツの千切り」は必ず食べましょう。
揚げ物に定番のキャベツの千切りも食物繊維が豊富で、脂肪の吸収を抑える働きがあるので、揚げ物を食べる前に、先にキャベツに箸を付けるとなお良いです。キャベツの千切りを主食にすればトンカツだって食べてもいいんです。
海藻やきのこ類を副菜に。
野菜、海藻、きのこなど、食物繊維豊富なものを副菜に加えます。食物繊維には脂肪の吸収を抑制する働きがあるので、無駄に吸収されにくくなります。
「酵素」を摂って、脂肪の消化を助ける。
レモンや大根おろしを積極的に摂ると、代謝を高めてくれますし、大根おろしを薬味に使うことで、消化を助けてくれます。
生の食べものに含まれている「酵素」。酵素は脂肪の吸収を緩やかにして代謝を高めてくれます。
なるべく「揚げ立て」を頂きましょう。
油が酸化していない揚げたてを食べた方がヘルシーです。酸化した油は体によくないので、出来合いのものを食べるよりは、自宅で作り、揚げたての物を食べるようにしましょう。
何と言っても時間帯!食べるなら、お昼に。
起床間もない朝食は胃腸に負担をかけます。夕食では活動的な日中と異なり、食後に消費するエネルギーが少ない。夕食に高カロリーな食事を摂るとエネルギーが余り、脂肪として蓄積されやすいので、お昼に食べましょう。
多くても週に1~2回の頻度を守りましょう。
食べる回数に注意しましょう。揚げ物を食べる頻度が高いほど、BMIが上昇し肥満が増える傾向にあります。
自宅で揚げる場合は「油」の種類にも気を配りましょう。
フリッター>天ぷら>フライ>から揚げ>素揚げ 揚げる前に何度かはたいて衣が厚くならないようにしてあげると、それだけでカロリーが抑えられます。
自分で揚げるならオリーブオイルやキャノーラ油などの酸化しにくい油を選ぶ、油の量を調節する。たっぷりの油で揚げるのではなく、少量の油で焼くように揚げるほうが、余計な油を摂らなくて済む。
一度揚げ物に使った油を保存することはやめましょう。一度でも使用した油は酸化するため、それを再利用して体内に摂取してしまうと動脈硬化のリスクを高めることになりますので、注意が必要です。