多くの女性が「痩せたい」と願うパーツのひとつが太もも。太ももはなかなか痩せないパーツとして知られていますが、実はそんなことはありません。いくつかのポイントを押さえることで、太ももが太りにくく、痩せやすくなります。
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ここを理解できれば脚は細くなる
ダイエットをおこなっても下半身がスッキリしない、脚が細くならない、太もも、お尻の周りにセルライトが着いてモコモコしている。それは、なぜなのでしょうか?答えは大きく分けて2つあります。
1つは、むくみです。
リンパマッサージの講義の時にみなさんに「むくみ」があるかどうか尋ねるのですが、むくみがあるのに気づかれてない方が多いのです。日本人女性の8割はむくみによる下半身太りといわれています。
夕方になると靴がきつくなる、ふくらはぎがパンパンに張るとのはまさにむくんでいる証拠。原因とっしては、長い時間立ちっぱなし座りっぱなしの状態を続けて血行が悪くなったり風邪を引いて一時的に体調を崩した以外に
1,水分の取りすぎ
2,体の冷え
3,筋肉疲労
4,ストレス
5,生理前などのホルモンバランスの崩れ
6,内臓疾患(腎臓、肝臓、甲状腺、心臓など)が挙げられます。
「むくみ」は単に脚のシャープなラインをそこなうばかりでなく、いわば体の不調のサイン。場合によっては病気を訴えている可能性があります。一晩眠ってとれるようなむくみなら問題はありませんが、何日も続いたり、リンパマッサージをなどしてもとれない場合は病院で一度診てもらうのがいいでしょう。
もも太りの原因は内転筋の衰えにある
内転筋は、両足の太ももの内側にあり、股関節を正しい状態に保つ為の筋肉立っているときや足を動かす時にも、補助的な筋肉として働きます。姿勢が悪いことなどにより、足の重心が外側に偏ると、内転筋が使いずらい状態になり、次第に内転筋が衰え、その結果、内ももに余分な脂肪がついてしまうのです。内転筋が衰えると、太もも全体に脂肪を蓄積させるだけでなくセルライトの発生に拍車をかけてます。
太もものセルライトは、いちどできてしまうと解消するのが困難、出来やすいうえに、落としづらい、とってもやっかいな場所。ダイエットしても下半身が痩せない理由はここにあるのです。
内転筋の衰えがもたらすさらなる恐怖
1,外モモがムチムチ
内転筋が衰えると、股関節が支えきれなくなり、骨盤が開き気味になります。その結果、他の筋肉もゆるみももの外側に脂肪がつきます。
2,ヒザの上のたるみ
さらにももの外側に垂れ下がってくるとヒザの上にたるみが発生
3,お尻や裏モモがでっぷり!
さらに骨盤が開くと後ろにある大臀筋やハムストリングスもゆるみ、お尻や裏ももに
脂肪がついてしまいます。内転筋という一つの筋肉の衰えが太もも全体に
脂肪を蓄積させているのです。
4,セルライトの引き金に
内転筋は、ふくらはぎの筋肉とともに下半身のリンパや血液の流れを促しますポンプの役割をもってます。
つまり内転筋が衰えると、リンパの流れが悪くなりむくみが増長すると、セルライトの発生にも拍車がかかってしまいますお気に入り詳細を見る
実は太ももは簡単に細くすることができます。
太もも痩せのための運動は結構大変でハードなものが多いですよね。ダイエットをしなくても太ももだけ効果的に痩せるには適切な運動方法を取り入れることがもっとも良いのです。
太ももは何もしなければいつも使っている筋肉しか使わないので、使われていない筋肉はどんどんゆるんでしまう。短期間で痩せるというのは当然かなり難しくなってきているのですが、実際に方法がないわけではありません。
股関節をやわらかくするだけでスッキリ脚に!
股関節は足の付根にある関節ですが、ここが硬いと脚が痩せにくくなるといわれるのは
どうしてなのかというと、実は股関節の柔軟性がレッグラインに、ひいては体のラインを作るのにとても重要な役割をしています。
体が柔らかくなると、血行が良くなり冷えが改善されるので、代謝が活発になります。股関節が固い人は、股関節の可動域が狭くなることで、血液やリンパが股関節でせき止められ、その結果、太もものつけ根に水分や老廃物が溜まってしまいます。お風呂の時間や、寝る前に簡単なリンパマッサージをとり入れるとむくみもとれ、翌朝脚がほっそりします。
やっぱり“揉む”は外せない!
多くの女性が悩む太もも太りの原因セルライト。セルライトを放置し続けると見た目も残念ですし、太ももだけで年齢を感じさせてしまうなんてことになりかねません。
セルライトを撃退するには、血行を促進させて老廃物を流してあげることですが、セルライトの解消方法の中には、脂肪を潰して解消するという方法も聞こえてくるが、無闇に力いっぱい押しつぶすのは逆効果になります。ボディクリームを使って、ゆっくりと優しくマッサージするのがポイントです。
テレビを見るときはペットボトルを挟む!
太ももの間に、ペットボトルやタオル等を挟み、落とさないように維持するというのは、普段使う事がない、太ももの内側の筋肉を鍛える事に繋がります。オフィスでの仕事中、家でテレビを見ている間に、気軽に太もも痩せができると嬉しいですよね。そこでおすすめなのが、ペットボトルを足の間に挟むエクササイズ。
挟んでいるペットボトルに意識的に力を入れたりゆるめたりということをするのも、ひとつのアイデアです。
上半身は脂肪、下半身は筋肉と太い原因が違う!
皆さんに知って欲しいのは、上半身と下半身では太っている“原因”が違うということ。簡単に言うと、上半身は「脂肪」、下半身は「筋肉」が理由で太っているのです。そのため、上半身は食生活や簡単なストレッチでもやせることはできるのですが、下半身はそうはいきません。異なる方法が必要なのです。では、筋肉を落とすにはどうすればいいか? やり方は実はとてもシンプルです。“筋肉は使わなければ落ちていく”んです。
まずは“足のみ”で歩かないようにして、『体幹』(※おなか周りを中心とする上半身)の筋肉を使って歩くのです。 また、下半身には、使う必要のない部位(ヒップの外側ふともも、ふくらはぎなど)と、使うべき部位(ヒップの後ろ側、内もも、足首など)に分けられます。あなたの足全体を触ってみてください。「使う必要のない部位」が硬く張っていませんか? 「使うべき部位」がプヨプヨと柔らかくありませんか? それこそが「下半身太り」の大きな原因です。
日本の女性はヒールを履く機会が多く、このように足首を固定してかかとを浮かせ、膝を曲げた状態で歩くと、どうしても体幹を使わず、先ほどの「使う必要のない部位」に負荷をかけてしまい筋肉がついてしまいます。常にふくらはぎと太ももを鍛えるトレーニング(ハーフスクワット、もも上げ、カーフレイズなど)をしている状態だと考えてください。どうしても、立ち方や歩き方に変な癖がつきますよね。この変な癖があなたの足を太くしているのです。