ダイエットとリバウンド、切っても切り離せない関係のものですが、実はダイエット経験者の58.1%がリバウンドの経験あるそうです。せっかく頑張ってダイエットしたのに…そんなあなたのダイエットを無駄にしないように、リバウンドしやすい人の特徴をまとめていますので、当てはまるところがないか?チェックしてみてください。
目次
ダイエットをしても、すぐリバウンド
ダイエットに関するアンケートを取った結果、「ダイエットは成功しましたか?」という質問に対し、62%の方が「成功した」と回答。一方で、26%の方が「リバウンド」していることが分かった。しかし別の調査では、現在ダイエット中、または過去にダイエットしたことがある女性のうち58.1%がリバウンド経験が「ある」と回答。これってつまり何度も何度もリバウンドしている女性達。まさに、ダイエットのデススパイラル現象にはまっています。
リバウンドする人はここを注意!
短期間で痩せた人
1ヶ月当たりの体重減少が総体重の5%を超えると太りやすくなります。それは、短期間に急激に痩せると、レプチンが極端に減るため食欲が抑えられなくなることに起因しています。レプチンはホルモンの一種で、他にも、基礎代謝を高め、体脂肪を減らす役割もある。レプチンの減少は減量期間が短いほど急激に起こり、リバウンドの可能性を高めてしまうそうなので、やはり短期間というのは、身体に良くないというのもわかります。
筋肉がない人
筋肉量を増加させればある程度リバウンドの歯止めができますが、逆に筋肉が減れば基礎代謝が下がり、今までと同じ食事量であっても、摂取カロリーが消費カロリーをオーバーしやすくなる。つまり摂取カロリーを抑えても、消費カロリーが減りずらいという悪循環が起こりますので、これもリバウンドの原因になりやすいですね。
何度もリバウンドしている人
ダイエット後にリバウンドを繰り返していると、太りやすく、痩せにくい体に変わっていきます。これは特に、過度な食事制限によるリバウンド経験者に多いそうです。間違ったダイエット法を繰り返していると、脂肪ではなく、筋肉だけが減っていく。そして、リバウンドすると、筋肉が減ったところに、脂肪だけが増えてしまう。そして、また痩せようと思っても、そもそも筋肉量が落ちているところからのスタートなので、痩せずらい。痩せても、筋肉量が少なく、維持しずらいというデススパイラル現象がここでも起こります。
食べ物をよく噛まない人
食べ物をよく噛まずに早食いすると、レプチン分泌の刺激が満腹中枢に伝わるよりも早くなり、太りやすくなります。前記しましたが、レプチンが上昇すると満腹効果が高まります。しかし、早食いは満腹が刺激される前なので、ついつい食べ過ぎてしまいます。最近の研究結果では、噛むことはストレス発散にも繋がるということもわかっていますので、よく噛むことで、ストレスによる暴飲暴食を抑えることができます。
1日3食食べてない人
過度なダイエットで食事量を減らすとレプチン濃度が低下します。じつはレプチンは一度減少してしまうと約1ヶ月後でないと戻りません。この期間は満腹感が得にくいので注意しなければなりません。それだけではなく、肥満になっていない時期の血中レプチン濃度の低値が、将来の肥満の程度に関係します。ただし、カロリーを抑えても1日3食べていれば、レプチンの濃度は維持されるらしいので、将来の為に、1日3食を習慣化したいですね。
体温が下がりやすい人
体温が1℃下がると基礎代謝は12%低下すると言われています。実は基礎代謝は酵素に関係しており、体温の低下は酵素の活性化を妨げるので、太りやすい体になります。それ以外にも間違ったダイエット方が冷え性の原因となっていることもあり、ダイエットで冷え体質になってしまうことでリバウンドを繰り返す人も増えています。
体重計に乗らなくなる人
レコーディングダイエットでも有名ですが、体重計で体重を毎日計り、その推移を記録しておくことは大切です。この方法はスタンフォード大学医療センターの研究チームが推奨しており、リバウンド対策は早めが肝心で、体温計に乗るだけで、変化に気づきやすく迅速な対応ができるようになります。少し極端な表現ですが、体重計に載らなくなったその日から、リバウンドが始まると考えても良いかもしれません。