ダイエット中なのに食べたくなるものにカップラーメンやカップ焼きそば等のカップ麺があると思います。ダイエットに悪いとわかっていても、体に良くないとわかっていてもどうしてもジャンクなものを食べたくなる時ってありますよね?そんな時にどんなカップ麺を選べば良いか?どう食べるのが良いのか?などダイエット中のカップラーメンについて紹介します。
インスタント食品はカロリーが高いのでダイエットに不向き
カップラーメンなどは非常に便利なインスタント食品ですが、カロリーは高めですし、塩分や脂質も多く、炭水化物がメインになるのでダイエットに向かない食品の代表です。更にダイエットの観点だけでなく、健康という点においても厄介者扱いされがちなのがインスタント食品です。
できればダイエット中は避けたい食品の一つですが、美味しいからついダイエット中ということを忘れて食べたくなることもあります。最近は野菜が多いものやカロリーオフなどの商品がありますが、基本的に少量の野菜と海藻しかかやくはなく、ビタミンもミネラルも食物繊維などの栄養素が不足しています。
ダイエット中の賢い選び方と食べ方
基本的に選ぶのはノンフライ麺にします。麺を油で揚げていないだけですが、それだけのことで大幅にカロリーを抑えることができていますし、歯ごたえがある商品も多く噛む回数が増えることで満腹感を得やすくなり、食べ過ぎ防止にも役立ちます。
スープは魚介系のものを選ぶことで、タウリンの効果で脂肪燃焼効果が期待できますし、豚骨系や味噌系に比べるとカロリー自体を低く抑えることが出来ます。魚介系が苦手な方は辛めのスープでもOKです。香辛料の多い辛めのスープにはデトックス効果も期待できますし、追加で唐辛子を入れることで体温上昇、代謝促進、発汗促進など肥満予防にも繋がります。
できれば野菜を追加します。生野菜でも冷凍野菜でも良いのでできるだけ野菜を追加するようにします。カップ麺の中に直接入れる場合には、小松菜やほうれん草であれば3分程の時間で柔らかくなりますので、ちぎって入れるだけでも効果があります。
他にも肉や魚、貝や卵などのタンパク質を追加することで、バランスの取れた600Kcal以下の食事になりますので、栄養素が偏らないようにします。それでも足りない人は、麺にしらたきを加えることで、食感を維持しながらカロリーダウンを狙うことが出来ます。追加でえのきなどのきのこ類を入れれば食物繊維も取れますので、更に栄養バランスがよくなります。
カップラーメン以外にサラダや野菜スティックを用意して、同じタイミングで食べることで満腹感が高まりますし、栄養面でもバランスがアップします。もし野菜がない場合には、野菜ジュースを飲むだけでも変わります。
そして大事なことは、スープを最後まで飲まずに必ず残すことです。更に可能ならお湯を多めにしてスープを薄くするなどすると味気ない感じはしますが、食欲を抑えることが出来ます。
また食べる時間に注意しましょう。深夜の寝る前のカップラーメンは普段よりもおいしく感じますが、ダイエットにとっては確実に悪影響が出ます。また昼間にカップラーメンを食べた場合でも、出来る限り夕食のカロリーを抑えるなど一日の食事の総摂取カロリーに注意するようにしましょう。
本来ならダイエットに不向きなカップラーメンですが、このように一手間、二手間加えることで、ダイエット中でも体への影響を最小限に抑えることができますので、どうしてもカップラーメンを食べたくなった際には、我慢してストレスを強く感じるよりは、工夫して影響を最小限にしましょう。